景色とともに生きる家
●設計事例の所在地:
兵庫県高砂市
●面積(坪):
85.4
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
山のふもとの緩やかな傾斜地に建つ二世帯住宅。この住宅が、古くからある集落、背後にそびえる山々等の景色の中にこの住宅とが溶け込み、これらの景色をどのような形で住宅に導き入れるかを主題に設計を行った。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
都会でマンション生活をされていた建主からは、自然を感じられる家、親世帯との繋がり、子供の帰省時の部屋の確保、仕切りの無い広々としたリビングダイニング、ゆったりできる浴室などの要望がありました。
また世帯間のライフスタイルや生活時間帯の違いを考慮し、適度な距離感をつくりながら、家族の繋がりを意識できる場として、中庭を設けました。
その他の画像:
山々を背景に古い集落のなかに佇む新しい住まい。周囲の自然風景になじむ住宅を考えました。
ダイニングの吹抜には、北面にハイサイドライトを設け、背景の山々を室内に取り込むことで、広がりのある空間を作り出してます。
2階の寝室からも吹抜を介して、背景の山々を眺めることができます。
2つの世帯間のライフスタイルや生活時間帯の違いを考慮し、適度な距離感をつくりながら、家族の繋がりを意識できる場として、中庭を設けました。遠方には山がうかがえます。
浴室には大きな開口を設け、廊下を介して中庭へと視覚的に繋がっていきます。内と外で常に自然を感じながら、山々に見守られるようにこの建物は建っています。
前庭の風景を楽しめる和室。
裏の竹藪を借景にした坪庭。